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Muh-shield & preortho 機能的矯正装置
(ムーシールド / プレオルソ)

第1期治療で最も早期に始められるのが反対咬合の治療です。3歳から治療の適応になります。小児の反対咬合の治療に用いるのが機能的矯正装置(ムーシールド / プレオルソ )です。ムーシールドは、1983年に開発された治療法で、30年以上の実績があり、全国4万人近い子供達がすでに治療を受け、効果が証明されています。装置はマウスピース型をしており、口腔内に入れることで、不正咬合の原因となる筋機能のアンバランスを修正する機能的顎矯正装置です。種類は、SとMと2種類のサイズがあり、Sサイズは乳歯列用で3歳~5歳が適応です。本来のムーシールドによる反対咬合の治療はSサイズであり、治療成績はMサイズより良好です。第1大臼歯が生えてくるまで使えます。Mサイズは上下顎の第1大臼歯が萌出したころが適応です。第1大臼歯は6歳臼歯と言われ、6歳ころに萌出するので、それ以降はMサイズになります。また、プレオルソにはSとMサイズ以外に、ソフトとハードがあります。

機能的矯正装置
3つのポイント

  • Point01反対咬合の原因に直接アプローチ

    対症療法より原因療法の方が優れているのはどの分野の治療でも同じです。小児期反対咬合の最大要因は舌の位置です。
    この舌癖を治すことで、噛み合わせを正常にする治療法になります。歯を直接動かす装置を使う前に機能的矯正装置を使ってみるべきです。

  • Point02治療方法が他の矯正に比べ、簡便

    取り外し式マウスピースで、しかも、装着は就寝時のみです。これほど、簡単で効果のある矯正歯科治療は少ないと言えます。

  • Point03治療費が安い

    全体の噛み合わせに関わる矯正歯科治療の中では、かなり安価でできる方法です。将来、受け口になるか、ならないかは50万円や100万円の問題ではないと考えます。それが、5万円程度で高確率に治るなら、素晴らしいことです。

機能的矯正装置で安定しない場合

機能的矯正装置治療を行っても、完全に正常咬合で安定しない場合は、初めて、歯を直接動かす装置を使うことになり、代表的な装置はリンガルアーチです。リンガルアーチは、歯を移動させる簡易的な矯正装置です。機能的矯正装置により、舌癖を改善させることで、後戻りのリスクが軽減します。

機能的矯正装置治療
症例紹介

Case013歳から始めた反対咬合治療

費用 49,000円(税別) 調整料 3か月に1回 1,000円(税別)

最も典型的なムーシールドによる反対咬合の治療例です。

  • 3歳4か月の女児。前歯がすべて反対咬合になっています。

  • 3か月後、かなり改善され、切端位で噛めるようになりました。

  • 9か月後、完全な正常咬合になりました。

Case02S、Mサイズを使い、効率的に反対咬合を改善した症例

費用 49,000円(税別) 調整料 3か月に1回 1,000円(税別)

Sサイズが入るうちはSを使った方が成功率が上がるので、いけるところまでSを使いました。

  • 5歳9か月の女児。乳歯は生え変わりがあるが、Sで開始。

  • 7か月後、Sが入らなくなったため、Mサイズに変更。

  • 14か月後。前歯永久歯の萌出は正常咬合となった。

Case03スタートが遅れたがMサイズで早期に改善した症例

費用 49,000円(税別) 調整料 3か月に1回 1,000円(税別)

永久前歯の反対咬合は成功率が下がりますが、早期に改善し、後戻りのない症例です。

  • 7歳5か月の男児。永久前歯の反対咬合。骨格的にも下顎が大きい傾向でした。

  • 3か月後、浅いですが、正常咬合へ。それでも、1年間はムーシールドを継続します。

  • 11歳の定期検診。後戻りなく、正常咬合を保っています。

Case04反対咬合を治療後、
永久歯萌出に伴い叢生が発症し、床矯正を行った第1期治療症例

主訴 受け口を治したい 診断 舌癖による歯性反対咬合
矯正方法 ムーシールド 矯正期間 1年
費用 49,000円(税別) 調整料 3か月に1回 1,000円(税別)
  • 初診3歳10か月。
    反対咬合を主訴に受診。

  • ムーシールド12か月で正常咬合に改善しました。その後、2回/年の定期検診で生え変わりを待ちます。

ムーシールド後の
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よくある質問

子どもの上の歯と下の歯がぶつかり合っています。何歳から治療が必要ですか?

3歳頃から治療が可能です。早いうちに治療を始めると、治療期間が短く費用も抑えることができるので、早めの受診をしてみてください。
また、噛み合わせのズレを放置すると、顎の成長に影響を与えたり、発音や食事のしやすさにも支障をきたすことがあります。成長とともに自然に改善するケースもありますが、一度専門医の診察を受けることで、適切な治療開始時期を見極めることができます。

子どもの歯並びが気になりますが、矯正装置を付けることで、いじめられたりすることが心配です。

矯正の種類によりますが、「家にいるときだけ」「寝るときだけ」装着する矯正装置もあります。無理のない範囲で始めてみてはいかがでしょうか。
最近では、透明なマウスピース矯正など、目立ちにくい方法も増えており、お子さんの負担を軽減することが可能です。さらに、小児矯正は将来的な本格的な矯正治療を軽減できることが多いため、早期に相談することで負担を最小限に抑えることができます。

子どもがマウスピース矯正を始めましたが、装着したまま眠れないようです。

初めの数日は、装着を嫌がる、寝れなくて辛い、というお声をよく聞きますが、慣れていくと気にせず眠れる方が多いです。頑張ったご褒美などを決めて、楽しんで治療に励んでみてください。マウスピースが痛い場合は、歯科医に相談し、調整してもらうことで快適に装着できることもあります。

子どもの滑舌が悪いことが気になります。

歯並びが悪いことにより、発音に影響が出ることがあります。特に「サ行」は、前歯の隙間の空気が漏れることで音を出すので、歯並びによって発音が難しくなります。
また、舌の位置や動きの癖が原因で発音がうまくできないこともあります。その場合、矯正治療とともに、MFT(口腔筋機能療法)を取り入れることで、発音が改善することが期待できます。

乳歯のうちから矯正治療をするメリットはありますか?

はい、乳歯の時期から矯正を始めることで、顎の成長をコントロールしながら歯並びを整えやすくなります。また、将来的に抜歯をせずに済む可能性が高まり、本格的な矯正の必要性が減ることもあります。早期治療によって、口呼吸や発音の問題を改善できることもあります。

指しゃぶりや口呼吸は歯並びに影響しますか?

はい、指しゃぶりや口呼吸は、歯並びや顎の成長に影響を与える可能性があります。特に、4〜5歳以降も続くと、前歯が前に出たり、上下の歯の間に隙間ができたりすることがあります。これを予防するためには、舌の正しい位置や鼻呼吸を意識する習慣をつけることが重要です。矯正治療とあわせて、口腔筋機能療法(MFT)を行うことで、より良い結果が期待できます。

矯正を始めると、普段の食事に制限がありますか?

ワイヤー矯正の場合は、硬いもの(氷、せんべい、ナッツなど)や、粘着性のあるもの(ガム、キャラメルなど)は装置が壊れる原因になるため、控えたほうが良いです。一方で、マウスピース矯正であれば、食事の際に装置を外せるため、基本的に食事制限はありません。治療方法によって注意点が異なるため、事前に確認しておくと安心です。