Adult orthodontics

こどもの頃から歯並びにコンプレックスを持っていたけど、おとなになっても矯正歯科治療をしないでコンプレックスを抱えたままの方に、ぜひ矯正歯科治療をおすすめいたします。矯正歯科治療を行うと見た目だけの問題ではなく、虫歯や歯周病の予防になることから、40代や50代の方でも治療を受ける方が多くいます。

歯を抜く?抜かない?の違い

現代矯正治療の歴史はアングル先生の非抜歯矯正から始まります。
非抜歯矯正とは矯正のための便宜抜歯を行わない(親知らずを除く)矯正治療法です。当然、理想的な治療と言えます。しかし、すべての人に非抜歯矯正をしたところ、うまくいかない人がいることがわかりました。噛み合わせがしっかりしない、出っ歯が治らない、口元が出ているなどです。そこで、第1小臼歯4本を抜歯する抜歯矯正をツイード先生が提唱しました。すると、非抜歯矯正でうまくいかなかった症例が、うまくいくようになりました。このツイード法が現在の矯正学でメジャーな考え方です。
当院は抜歯矯正、非抜歯矯正いずれもしますし、どちらも良い治療と考えています。
ただ、どちらも適応症があります。例えば、重度の出っ歯を見違えるようにきれいに治したいなら、抜歯矯正が必要になります。ある程度でよければ、非抜歯矯正でもできます。初めに検査を行い、分析診断して、治療後イメージを共有します。あとは患者さんにどちらにするかは選択していただきます。

  • 非抜歯矯正歯科治療

    メリット
    • 機能する歯を最大限保存することができる
    • 治療期間が短い傾向にある
    デメリット
    • 口元の劇的な改善は見込めない
    • 歯の移動に制限があるので、出っ歯や正中のズレを治すのが難しい

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  • 抜歯矯正歯科治療

    メリット
    • 口元の見た目を変更できる
    • 自由度の高い計画が立てられる
    デメリット
    • 機能する歯が少なくなる
    • 治療期間が長くなる傾向がある

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矯正装置の種類

  • 唇側矯正

    矯正治療の
    ゴールドスタンダード
    メリット
    • 歴史が最も長い治療方法なので、術式が多く、応用が利く。
    • 治療費が比較的安い。
    デメリット
    • 装置が比較的目立つ。
    • 歯みがきが悪いとむし歯になりやすい。

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  • 舌側矯正

    人に気づかれずに
    歯並びを治す
    メリット
    • 矯正装置を舌側(歯の裏側)につけるので、外から見えにくい。
    • 唇側(歯の表側)につけるより、むし歯になりにくい。
    • 出っ歯、噛み合わせが深い症例はやりやすい。
    デメリット
    • 費用が比較的高い。
    • はじめしゃべりづらいことがある。
    • 特別な技術が必要になるので、行っている歯科医院が少ない。

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  • マウスピース型矯正
    (インビザライン)

    装置取り外し可能な
    審美矯正
    メリット
    • 透明で薄いマウスピース型矯正装置なので、目立たない。
    • 取り外しができる。(歯みがきしやすい、いざというときよい)
    • マウスピース矯正特有の歯の移動ができる。
    デメリット
    • 費用が唇側矯正より高い。
    • 移動距離の長い抜歯矯正には向かない。
    • 装着時間を守らないと治療が進まないリスクがある。

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  • 部分矯正

    ほんの1部分だけ矯正
    メリット
    • 治療計画によって、最小限の装置で済む。
    • 治療費が比較的安く、治療期間が比較的短い。
    デメリット
    • 噛み合わせを大きく改善することは難しい。
    • 固定源となる歯が少ないので、動かしたくない歯まで動くリスクがある。
    • 経年的に口腔内状況が変わると、再度、矯正治療が必要になるリスクがある。

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