矯正治療の種類別マウスピース矯正の値段まとめ
こんにちは!筑肥線「九大学研都市駅」から徒歩6分、福岡市西区の「矯正」に強い歯医者、昭和歯科・矯正歯科です。
マウスピース矯正(インビザライン矯正など)は、見た目に配慮した治療方法として人気が高まっていますが、その費用(予算)について気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、マウスピース矯正の値段を種類や症例別に詳しく解説します。さらに、保険適用や支払い方法についても触れ、総合的な情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください!
Contents
マウスピース矯正の概要
マウスピース矯正とは
マウスピース矯正は、透明な取り外し可能な装置を使用して歯並びを整える治療法です。
この装置は、見た目を気にせずに矯正ができる点で特に注目されています。さらに、患者自身が取り外し可能なため、日常生活における快適さが大きな魅力となっています。
マウスピース矯正は、軽度の不正咬合や部分矯正を希望する方に適しています。また、仕事や学校で目立つ矯正装置を避けたい方にも最適です。
マウスピース矯正のメリットとデメリット
マウスピース矯正のメリットには、装置が目立たない、痛みが少ない、口腔ケアがしやすいなどがあります。
一方、デメリットとしては、軽度から中程度の症例に適しているため、重度の不正咬合には向かない場合があります。また、装置を長時間装着し続ける必要があるため、患者の自己管理が重要となります。
マウスピース矯正の値段相場
一般的な相場(予算)と内訳
マウスピース矯正の費用は、全体矯正の場合60万円から100万円が一般的です。
部分矯正の場合は20万円から40万円程度で、費用は症例の難易度や治療範囲によって異なります。
ただし、 複雑な症例や特殊な装置を使用する場合、費用は100万円を超えることがあります。こうしたケースでは、事前に治療計画と費用の詳細を確認することが重要です。
その他の矯正方法との比較
マウスピース矯正以外にも様々な方法があります。以下に主な矯正方法とその予算の目安をご紹介します。
- 表側矯正(ワイヤー矯正):
最もポピュラーな方法で、歯の表面にブラケットという装置を取り付け、ワイヤーで繋げて歯を動かします。予算は約70万円~100万円程度が目安です 。 - 裏側矯正(舌側矯正):
歯の裏側に装置を装着するため、外からは見えにくいのが特徴です 。技術的に複雑なため、予算は約100万円~150万円程度と高めになる傾向があります 。 - ハーフリンガル矯正:
上の歯は裏側矯正、下の歯は表側矯正など、部分的に裏側矯正を取り入れる方法です 。予算は約80万円~130万円程度となることが多いです 。 - セラミック矯正(補綴治療):
厳密には矯正治療ではなく、歯を削りセラミック等の被せ物をして見た目を整える方法です 。短期間で見た目が改善されますが、健康な歯を削る必要があり元には戻せません 。予算は治療する歯の本数によりますが、1本あたり数万円~十数万円、全体で約20万円~100万円程度が目安です 。
部分矯正の予算(前歯だけの矯正など)
部分矯正(前歯矯正)の方法と特徴
前歯矯正は、部分矯正として行われ、短期間で結果を得られる点が特徴です 。
前歯のみに集中して装置を装着するため、全体矯正に比べて治療の負担が軽減されます 。結婚式など特定のイベントに向けて短期的な改善を希望される方にも適しています 。
前歯のみ治療の平均予算
前歯のみのマウスピース矯正(部分矯正)では予算は15万円から40万円が一般的です 。
この価格帯は症例の難易度や使用する装置によって変動します 。例えば、軽度の歯列不正では20万円程度、やや複雑なケースでは30万円を超えることが多いです 。まずは歯科医院でご自身の歯の状態を確認し、正確な見積もりを取ることが重要です
矯正治療に手が出しにくい理由
先述した矯正治療、特に大人の場合は手が出しにくい価格帯の傾向にあります。その主な理由は以下の通りです 。
- 基本的に保険適用外:
美容目的とみなされることが多く、健康保険が適用されない自費診療となるためです 。 - 治療期間が長め:
大人は骨の成長が止まっているため、子供より歯の移動に時間がかかる傾向があります 。 - 特別な材料・設備:
精密な診断や治療のための高品質な材料や3Dシミュレーションなどの設備が必要になります 。 - 個別カスタマイズ:
一人ひとりの口腔状態に合わせた完全オーダーメイドの治療計画や装置が必要となるためです 。
このように、大人になると歯科矯正にかかる費用が高くなってしまうため、幼少期のできるだけ早い段階で治療することも重要になります。そのため、最近では子供向けのマウスピース矯正をする人も増えています。
子供のマウスピース矯正
子供に最適な治療法
子供向けのマウスピース矯正は、成長期に対応した治療法で、あごの発育をコントロールしながら治療を進められる場合があります 。子供の骨の柔軟性を活用することで、効率的な治療が期待できます 。成長に合わせた計画と、装置を適切に使用するための保護者のサポートが重要です 。
子供向けの料金と保険適用
費用(予算)は20万円から50万円が目安ですが、早期治療(Ⅰ期治療)で費用を抑えられる可能性があります 。
特定の条件を満たせば保険適用の対象になる場合もありますので、事前に詳細を確認しましょう 。
マウスピース矯正の治療期間
各段階の必要な回数
治療期間は通常1年から2年で、通院回数は1カ月に1度程度が一般的です 。通院時には歯の動きを確認し、調整や新しい装置の提供が行われます 。
施術終了までの一般的なタイムライン
治療は初診相談、精密検査、診断、装置の作製・提供、定期的な調整を経て、終了(保定期間へ移行)という段階で進みます 。全体矯正の場合、18カ月から24カ月程度かかることが一般的です 。患者さんの協力度合い(装着時間など)によって、治療期間が変動することもあります 。
マウスピース矯正の支払い方法
一括払いと分割払いの選択肢
支払い方法には、一括払いと分割払いがあります 。一括払いでは割引が適用される場合がありますが、分割払いは月々の負担が軽減されます 。
デンタルローンを利用することも可能です 。ご自身の予算に合った支払い方法を選びましょう 。
デンタルローンの利用方法
トータル費用には、診断料、装置代、調整料、保定装置代などが含まれます 。事前に明確な見積もりを確認し、追加費用の有無をしっかり確認することが大切です 。
社会保険の適用と医療費控除
一般的に矯正治療は保険適用外ですが、特定の条件(顎変形症など)を満たす場合は適用されることがあります 。
また、医療費控除を利用することで年間10万円以上の医療費がかかる場合、所得税の控除を受けられます 。治療目的(かみ合わせ改善など)であれば対象となる可能性が高いですが、審美目的のみの場合は対象外です 。
まとめ
マウスピース矯正(インビザライン矯正など)は、見た目の良さと機能性を兼ね備えた治療方法として、多くの方に選ばれています 。本記事を参考に、ご自身の希望や予算に合った治療法や費用について検討してください 。昭和歯科・矯正歯科では、患者様一人ひとりに合わせた最適なプランをご提案しています 。
本記事をお読みいただきありがとうございました。部分矯正や費用(予算)に関するご質問、その他の矯正方法に関するご相談があれば、どうぞお気軽に福岡市西区の昭和歯科・矯正歯科までお問い合わせください 。

【監修者】
昭和歯科・矯正歯科
院長 木南 意澄
【資格・所属学会】
日本顕微鏡歯科学会 認定医
日本臨床歯科学会 会員
日本舌側矯正歯科学会 会員
日本先進矯正歯科学会 会員
OJ(オッセオインテグレーションジャパン)正会員



